府中駅から徒歩5分、府中街道から一本路地に入った閑静な住宅街にある隠れ家的なお店『つぼみ』。
2016年の7月に開店したばかりの同店は、店長さんの故郷、栃木県益子町の名産品「益子焼」を中心にガラス細工やかご編みなど、一点ものの作品を展示販売しています。店頭に飾られたオシャレな看板も、地元の鉄細工職人の方に作って頂いたものだそう。
木のぬくもりが感じられるあたたかな雰囲気が魅力の店内。夏と冬で年に二回、展示替えをおこなう予定だそうです。
こちらは、益子焼のカップ&ソーサーやお鍋、花瓶など。展示に使用している階段箪笥や食器棚は、ご自宅やご実家にあったものを持ってきたそうで、作品やお店の雰囲気に見事に調和しています。
繭玉をモチーフにしたユニークな灯りスタンドは、様々な色合いを見せ、幻想的な雰囲気を醸し出します。
美しく繊細なガラス細工や、素材の持つ素朴さが魅力のかご編みなどもございます。全て、店長さんのご家族やご友人が作られた一点ものです。お求めやすい価格で、普段使いできるものを選んでいるのだそう。作品の配置の仕方に、店長さんのセンスを感じます。
モダンな模様が施されたお皿は、落ち着いた色味のため、お料理を引き立たせます。
急須や湯のみ、お皿などもございます。一つ一つ色味や模様が異なるため、お気に入りをみつけて下さいね。
「亡くなった父が陶芸家で益子町で窯元を営んでいて、姉や甥、友人も陶芸をしています。故郷の益子焼を府中市内の皆さんにもっと知って頂き、手にとって頂けたらとお店を開きました」と、店長の関田京子さん。
幼いころから陶芸家や益子焼に囲まれ、「作品は見て頂いて、使って頂いて、はじめて生きる」と思ったのだそう。現在は、ご家族やご友人の作品が中心ですが、ゆくゆくは好きな陶芸家の作品を置きたいそうです。
店名の「つぼみ」とは、お花が大好きな店長さんの「これからお客様と一緒にお店をつくっていき、共に花開いていきたい」という想いが込められています。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さいね。
つぼみ
042-361-2025
府中市宮西町4-8-1 (地図)
11:00~18:00
定休日 日曜・月曜 第2・4木曜日
駐車場あり(一台)
※記事は2016年8月時点のものです。