リュヌシアン

東府中駅から府中の森芸術劇場方面に約5分ほど歩くと、『リュヌシアン』が見えてきます。
2014年にオープンした同店は、食材にこだわる店長さんがつくるフランスパンやブレッドなど、美味しくて安心・安全なパンが評判のパン屋さんです。

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店名の間にある月のマークが目印です。「リュヌシアン」とはフランス語で蒼い月という意味だそう。蒼い月を見ると幸せになれるという伝説から、訪れた方が幸せになれるお店にしたい、という想いを込めて名づけたそうです。

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扉を開けると店内には美味しそうなパンがずらりと並び、香ばしい香りが立ち込めています。かわいいオブチェが置かれていたり、ウッド素材のお皿やかごなど、木のぬくもりを感じるあたたかみのある雰囲気です。雑貨屋さんをイメージした内装にしているのだとか。

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常時60種類くらいあるというパンの中から、おススメをご紹介いたします。
「全粒粉グランド(250円)」は、栄養価の高い全粒粉を30%配合し、お砂糖の代わりにはちみつを加えて直火で焼き上げた同店の人気メニューです。粒が細かく風味の良さが特長の熊本産の石臼挽き粒粉を使用しているため、外はサクッ中はふんわり柔らかな食感と、豊かな風味をお楽しみ頂けます。幅広い年代の方に好まれる毎日食べても飽きない味です。

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記者が気に入ったのは、こちらのSの形がインパクト大の「レモンピールとクリームチーズ(260円)」。さわやかな甘みと酸味を持つレモンピールと塩の効いたクリームチーズの相性が抜群で、とっても美味。おすすめです♪

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店内の奥にある厨房におじゃまし、つくっているところを見させて頂きました。
素早い手つきで生地をこね、形をつくり焼き上げていきます。スチームオーブンを使用しているため、生地中の空気を逃さずに焼き上げることができ、柔らかくしっとりと仕上げることができるのだとか。
パンづくりは「1に食材、2に発酵、3に技術」というくらい食材が大事、と語る店長の福田尚道さん。同店では、カナダ産やフランス産の小麦粉と北海道産などの国産小麦粉を使用し、パンの種類にあわせて配合しています。
フランスの伝統的なパンや焼き菓子など、素朴ながらも豊かな味わいを感じさせるものをつくっていきたい、と言う福田さん。クリスマスには、伝統的な焼き菓子である「シュトーレン」を販売するなど、季節もののメニューにも力を入れています。
「年明けの営業日には「待ち遠しかったわ」と言って来て下さるお客様もいて、街のパン屋さんとして、地元の方に愛されるお店になっているんだな、と感じて嬉しかったですね」と、にっこり。
美味しいパンに出会える「リュヌシアン」にみなさんもぜひ、いらして下さいね。

※ 価格は全て税抜

リュヌシアン
042-302-5757
府中市緑町3-18-8 (地図
9:00~19:00
定休日 月曜日・火曜日
駐車場なし

※記事は2016年1月時点のものです。



 

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