分倍河原駅を出て階段を下りバスターミナルに出ると、そのすぐ側にある洋菓子屋さん『Patisserie Quatre-Quarts(キャトルキャール)』。
フランス語で4分の4を意味する店名は、小麦粉、砂糖、バターに卵を4等分して混ぜ合わせて作るフランスの伝統的なお菓子のレシピからつけられたのだそう。「基本を大切につくりたい」というオーナーの想いが込められています。
鉢植えのグリーンが映えるレンガ造りのお店は、あたたかみのある雰囲気です。
お店の扉を開くとふわっと甘い香りがして、甘いものが大好きな記者は思わず顔がほころんでしまいます。店内の棚にはたくさんの焼き菓子が並んでいます。ギフトに人気の焼き菓子は、季節にあわせたラッピングが可愛いとお客さまからも好評だそう。
色とりどりの美味しそうなケーキが華やかに並んだガラスケース。常時20~25種類ものケーキをご用意していて、定番のロングセラー品から季節の果物で作った期間限定品まで、たくさんの中からお選び頂けます。
「素材そのものが持つ本来の味わいを最大限に引き出し、しっかりと奥行きのある風味を表現したい」というコンセプトでつくられたケーキは、どれもパティシエの自信作です。
たくさんの種類の中から、秋の季節におススメの三品を店長さんに選んで頂きました。
手前から、ウサギの形が愛らしい「黒のプティラパン(360円)」、秋の味覚である栗をたっぷりと味わえる「和栗のモンブラン(475円)」、可愛らしいハチがちょこんとのった色鮮やかな「フリュイ・ルージュ(400円)」。
「黒のプティラパン」は、口どけのよい濃厚なチョコムースにクリームブリュレが包まれた、チョコ好きにはたまらない一品です。
風味豊かな宮崎県産の和栗を使った「和栗のモンブラン」は、中に入ったメレンゲのサクサクとした食感とクリームとの相性が抜群!
イチゴやカシス、ブルーベリーなどの果実をたっぷりと使った「フリュイ・ルージュ」は、甘酸っぱい果実のハーモニーにうっとり。
こちらは、人気の「ストロベリーショートケーキ(4号)(2,400円)」。新鮮なイチゴをふんだんに使い、シロップを染み込ませたしっとりとしたスポンジと、口の中でとろけるような優しい甘さの生クリームを合わせた定番のケーキです。生クリームが苦手という方でも美味しく頂ける、同店自慢の一品です。
こちらは、人気の焼き菓子。右から「ケーキオランジュ」、「塩キャラメルのケーク」、「生チョコのパウンドケーキ」(各1,280円)です。幅広い年代に人気のパウンドケーキは、ちょっとしたプレゼントやご家族や親しい方へのお土産にもピッタリです。
お客さまは地元の方を中心に常連さんが多く、取材中もたくさんの方が来店されていました。スタッフさんは笑顔を絶やさず、ケーキはお持ち帰りの際に崩れないよう、底にテープを貼って固定するなど、細やかな心遣いをしています。お店で販売する商品は必ず試食して、その美味しさやアピールポイントをスタッフさん同士で考えるそうです。
「季節ごとのイベントを大事にしていて、店内の装飾もスタッフみんなで手作りしています。商品をお渡しした時にお客様が笑顔になって下さると、私も嬉しくなりますね」と、言う店長の小山内智美さん。
美味しいお菓子に出会える同店へ、皆さんもぜひいらして下さいね。
※価格は全て税抜
Patisserie Quatre-Quarts(キャトルキャール)
042-366-2662
府中市片町3-29-2(地図)
9:00~22:00
定休日 年中無休
駐車場なし
HP http://www.quatre-quarts.net/
※記事は2015年9月時点のものです。