団体名 押立・車返団地地区わがまち支えあい協議会準備委員会 活動場所 主に、押立文化センター(東京都府中市押立町5-4) 活動日 月1~2回 主に土曜日の午前中(10:00~12:00)※平日開催もあり 問合わせ先 社会福祉法人 府中市社会福祉協議会 地域活動推進課まちづくり推進係 TEL:042-364-5382 わがまち支えあい協議会とは? まちづくりに関心のある人達が集まり、自分たちの住んでいる町の生活課題を発見し、共有し、ともに解決していく、そんな住民主体の協議会です。 現在は、協議会の立ち上げに向けて、メンバーを募集し、地域福祉コーディネーターのサポートのもと、話し合いをすすめています。 |
第1回準備委員会開催(平成26年(2014年)12月20日)
・主旨の説明や参加者の自己紹介
第2回・3回準備委員会開催(平成27年(2015年)1月9日・23日)
・「わがまち支えあい協議会の可能性」と「住民懇談会の開催方法と進め方」について、日本社会事業大学の菱沼幹男准教授を招いて、学習会
第4回準備委員会開催(2月28日)
・鶴ヶ島市の地区社協の実践報告と「わがまち支えあい協議会で、できそうなこと」について、グループワーク
第5回準備委員会開催(3月14日)
・住民懇談会・住民アンケート
・広報の3つの分科会の設置とグループワーク
第6回・7回・8回準備委員会開催(4月18日・5月16日・6月20日)
・分科会の報告と7月の住民懇談会や地域まつりに向けての話し合いや準備
第9回・10回・11回準備委員会開催(7月18日・8月22日・9月12日)
・地域まつりの活動報告と住民アンケートに向けての話し合いや準備
協議会を推進している、府中市社会福祉協議会の地域活動推進課長の中山圭三さんにお話をうかがいました。
Q「わがまち支えあい協議会の準備委員会をつくった目的はなんですか?」
A「住民主体で町の生活課題を解決する、そんな仕組みをつくりたいと去年の12月に準備委員会を立ち上げました。スキルを持ったご年配の方って地域にたくさんいらっしゃるので、そういった方たちがサービスを受ける側だけでなく、担い手として活躍できる仕組みを目指しています。お互いが支えあえる関係性をつくることで、地域力の向上につながると思っています」
Q「最近は、「地域なんでも相談員」の養成をおこなっているそうですが、「地域なんでも相談員」ってどんなことをするのですか?」
A「研修を受けた協議会のメンバーが相談員として、地域の方の困りごとをお聞きします。例えば、「近所にゴミ屋敷があって困るんですよねぇ」とか、そういった相談を受けた場合、個人の困りごとだけではなく地域の課題として捉え、協議会で話し合います。
なぜ、ゴミ屋敷になったのか、その背景にはお年寄りの孤立した暮らしなど、社会的な問題がかくれていることも多いんですね。ご近所の方などに協力をお願いして、声かけをするなど対策を考え、地域の課題を地域で解決する仕組みをつくる、そのための窓口が「地域なんでも相談員」なんです」
Q「会議や話し合いの場で、気をつけていることはなんですか?また、地域福祉コーディネーターは、どんなサポートをしているのですか?」
A「どうしても話を聴くだけだと眠くなってしまうので(笑)ワークショップを取り入れたり、参加型にしています。毎回20名前後の方が参加されていますね。専門知識を持つ地域福祉コーディネーターが間に入ることで、話の交通整理をしたり、関係機関につないだりと、つなげる役割をしています」
Q「今後は、どのように活動を広げていきたいですか?」
A「来年の春には、協議会の常設サロンをつくる予定で、今は協議会の立ち上げに向けての準備段階です。この押立エリアの取り組みをモデルにして、将来的には市内に11箇所ある文化センター全てに協議会をつくる予定です。そのために、今月の11月には各文化センターで「わがまち懇談会」を開催し、準備をすすめています」
記者のひとこと
取材日はちょうど「地域なんでも相談員」の養成研修日でした。事例を用いてのロールプレイングの様子を見させて頂いたのですが、なりきって台詞を言っている方や、するどい分析をされる方など、皆さん熱心に学んでいらっしゃいました。
その後、中山さんにお話をうかがったのですが、その熱意に圧倒されました。
「住民懇談会」(7月5日)
第1部は、「地域ニーズってなんだろう」をテーマにワークショップ・アルファ米の炊き出し体験
第2部は、地域サロン体験として、参加者有志によるカラオケ大会を開催
「押立地域まつり」(7月25日・26日)
「押立公園まつり」(8月1日・2日)でPR活動
自治会や町内会の方、PTAの方など、年齢も職業も様々な方たちが参加しています。
まちづくりに関心のある方なら、どなたでも参加頂けます。
ただいまメンバー募集中です。