ふじや履物店

京王線府中駅から徒歩6分のところある『ふじや履物店』は、創業80年になる都内では数少なくなった老舗の履物屋さんです。

店内にはサンダルや雪駄（せった）、草履など昔ながらの日本の履物が数多く並んでいます。

専門店ならではの品揃えで、サイズもSSから3Lまで幅広く取り揃えており、どんな方でも自分に合った履物を見つけられそうです。

店主の内藤さん曰く、「雪駄の履き心地は是非一度試してみるべきです！」
その心地よさにやみつきになり、何度も足を運ぶ若い方が最近多いそうです。

サンダルや草履には様々な色やデザインがあり、どれにしようか迷ってしまいますね。
特に草履特有の上品さは他の靴ではなかなか真似できません。

こちらの雪駄は完全手作り。丹念に手で編まれており、鼻緒部分にはヘビ皮が使われています。

下駄の形も様々。
左右の違いが分かりますか？

「ふじや履物店」では販売のみならず、草履や下駄の修理・調整も受け付けており、修理目的で遠方から訪れる方も数多くいるそうです。
大事なものは簡単に手放したくないもの。草履や下駄の修理を行っているところはそう多くないため、貴重なお店です。

お店を切り盛りする内藤さん夫妻。
とても仲睦まじく、取材中も店内は笑いに溢れていました。